【警鐘】添加物とか『食』のお話

生まれて来る子供のためにも、彼からもあれこれ言われないよう、改めて『食』について勉強しなおしていた。気を付けなきゃいけないことは食以外にもいろいろある。でも、食が人の体を作るんだからやっぱり食は重要だとおもう。

食で気を付けなきゃいけないのは、添加物、農薬、放射能で。この3つとも他の国に比べて日本は基準ゆるゆるだってことは案外周知されてることだとおもうけど、あらためて掘り下げて調べるとホントゆるゆる過ぎて驚愕する…。

で、今回は添加物に関する話。日本で認可されている添加物の数は、世界的にみてもぶっちぎりである。欧州の国々では100にも満たない数、アメリカでも150に満たない程度。では日本はどのくらいの添加物が認可されているのか?

なんと455品目!!

これは日本食品化学研究振興財団が公表してる2018年のデータ。この数値を見るだけでも異常さがわかる。添加物には“発がん性がある”等、体に悪影響を及ぼすものがあり、一度禁止されたのに何故かまた認可されてるものも存在する。

このいかがわしさを感じさせる粉は、“添加物”をイメージしたもの。

更に、添加物の問題点は単体での使用は問題ないとされたものでも、それらが同時に摂取された時にどういう影響があるかまでは調査されていないという点。つまり、安全性が確認されてるわけでも保証されてるわけでもないってこと。

また、食品に入っているもので注意しなきゃならないのは添加物だけではない。【たん白加水分解物】や【酵母エキス】といった味覚を破壊する強い旨味を持つ成分もある。これらは添加物という分類ではなく『食品』に分類される。

ちなみに、たん白加水分解物、酵母エキス、化学調味料(アミノ酸等)は味覚破壊三大トリオと呼ばれていて、コンビニやスーパーに並んでいる加工食品の成分表を見ると、もれなくこれらの成分を目にすることになる。確認してみて。

これらは摂取すると病気になるとか、そういった観点ではなくて“味覚が壊される”という点で懸念すべき成分。これに慣れてしまうと、薄味では味を感じなくなるから子供に食べさせるのは良くないしこれが入ってないと駄目になる。

それと、食品の原材料には全てが記載されているわけではない。キャリーオーバーと言って、物理的に書ききれないものは記載は免除されている。いろんなものを1つの材料として表示するカラクリもあるから、追究するとキリがない。

添加物が完全に悪だとは言わない。コンビニやスーパー等、食品が安定して供給されるようになったのは紛れもなく添加物のお陰でそのメリットは大きいけど、その反面、有害であるリスクは捨てきれないわけだからデメリットも大きい。

この国で添加物を避けて行くのは“まず不可能”ではあるけど、極力避けていくことはできる。やっぱり日頃自分が何を口にしているのかは気にしなきゃ駄目だとおもうし、リスクが顕在する限り避けられるものは避けた方が良い。

こういう情報ってネット上だと面白半分で話を誇張する人や、匿名であるがゆえ無責任な発言をする人も多い。だから結果として錯綜する情報に翻弄されることになる。なので、わたしは本を読むことをお勧めしたいです。

こうした食品に関する本とか、買わずとも地域の図書館とか行けば案外置いてたりする。誰の本がいいとかあえてここには書かない、気になったのを見てみればいいと思う。皆さんの税金が使われてるんだから図書館使った方が良いですよ。

ちょっとでも“タメになった”と思っていただけたらなら、応援クリックお願いしますm(__)m