『母ちゃんが今日来るから』と彼から突然告げられ、わたしは耳を疑う。わたしに何の相談もなしに、勝手に彼の母親がうちに来るって確定してるのがそもそも謎だけど、何しに来るのかはもっと謎だった。
彼はわたしに相談や断りもなしに物事を進めることがある、それについては以前から感じている不満でもあったしこの際言っておけなければと一悶着勃発。そして、彼の言ったとおり夕刻過ぎに母は襲来してきた。
押しかけるように我が家にあらわれた彼の母は、『この前のはごめんなさいね』と、初対面のときのことをまず謝罪してきた。その件に関して詳しいことはこちら⇒(※閲覧制限あり)
どうやら彼の母はその後、ずっとわたしに謝りたかったらしい。まぁ…実際わりとヒドイことを言ってきてたからね。その怒りの根源がなんであれ、わたしには関係ないことだし言われる筋合いのない内容だったし当然かと。
よって、謝罪はあって然るべきだし、あの一件について謝罪してこないようであれば、逆に不遜すぎて人としてどうかしてるレベルである。だから、彼の母との関係をこの先どうしてくかは別として、とりえあえず謝罪は素直に受け止めた。
彼としてもわたしと母親の関係がギスギスしているのはイヤだろうしね。そういった彼の気持ちを汲むと無下に突き放すわけにもいかないし。嫌な思いをしたのは事実だけど、無駄に好戦的になる必要もないからね。
別に和解とかそういうことでもないし、わたしとしては彼の家族(特に親)とは極力関わりたくないという気持ちは変わらない。彼の籍に入って彼の苗字を名乗るつもりも今のところはないしね。
面倒くさいよね、相手側の家族って。