産むか堕ろすか

その後、まちこはあまり外出することもなく部屋にこもっていろいろと考え込んでいる様子。最初からなんでもかんでも他人の意見を仰ぐのは宜しくないから、まずは一人でじっくり考えてみるって作業は必要だと思う。1人で抱え込むのはよくないけどね。

まずは自分に訪れた現状とちゃんと向き合い受け止めて消化すること。じゃないとしっかりした答えは導出せない。まずは産むか堕ろすという根本的な決断になるけど、まさか堕ろすなんて決断はしないよね…精神的に少々不安定な感じに見えるのは心配なとこではあるけど、その都度わたしがバカなことをやって緩和させてはいるから、まぁどうにか大丈夫そうかな?

まさかの妊娠が発覚(まだ確定じゃないけど)したため、完全にスルーしていた話題が1つ。まちこの旦那から連絡が来ていた。用件は、まちこの荷物を運び出す件に関してで、思っていたとおり了承は得られた。やはりあのとき投函していった手紙が効いたみたい。

あとはまちこのGOサインがあれば荷物を運び出すけど、こうした展開になったことでまだこの先どうするのかをまちこ自身が決めなきゃいけない、だからそれを待ってからだね。せかす必要もないからまちこの考えがまとまるまで一旦保留。

もう完全に子供をあきらめてるわたしからすれば、どんな複雑な状況下におかれているとしても、子供を授かったまちこのことを心から羨ましく感じる。なんなら生まれてくる子を一緒に育てたいくらい。別に軽はずみでこういうことは言ってるわけじゃない。

あかの他人と家族のように生活していくことには免疫がある。というかわたしの場合、本当の家族という感覚を知らないしね。その辺のことはわたしの人生ダイジェスト版いわんばかりに更新していた回想録にも書いてきた通り。

両親の顔は知らない

だから、まちこが離婚して実家にも頼らないって判断をしたとしたら、それも十分ありなんじゃないかとおもう。まちこにとって良い人が新たにあらわれるまで、あらゆる面でサポートはできる、まぁ頼られればだけどね。

そんな生活をちょっと想像してみたけど、なんだか楽しそうな気もするし。ってことで、「それいんじゃないの!」って思った人は応援の意味でポチってくれると嬉しいでやんす~。ウフフ♪

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