【その参】わたしが離婚を決めた理由。

まさか、嫁が妊娠してるのに行かないよね?とは思ってたけど
結果として夫の転勤は決定になりました。

飛行機や新幹線を使わないと行けない距離
そんな遠くで夫は単身赴任をすることになりました。

姑との関係が良くなってきたとはいえ、二人での生活はやっぱり不安だった。

それまで姑に、あまりにも酷いことをされて来たため
姑を信じることができなかったからです。

2人きりだと何をされるかわからない
正直、そんな恐怖心が拭えないでいました。

だから、夫の転勤先に一緒に着いて行くことを考えたけど
夫からは「仕事に集中したいから」と断られました。

それなら姑も一緒に連れて行ってほしいなど
いろんなことを考えてましたが、どうにもなりませんでした。

不安をいくら伝えても取り合おうとせず、配慮の無い夫に
この時、もっとぶつかっていけば良かったかもしれません。

念願の子供をさずかったものの
先行きに不安を感じる状況となり

喜びと不安が交錯する複雑な感情で過ごしていたこの時期。

わたしが感じていたストレスは、何気に大きかったのかもしれません。




妊娠をしていたわたしは
まさかの『流産』をしてしまいました。

その理由が環境のせいとは言いません。

元々不妊な体質である、わたし自身の体に問題があったんでしょう。

理由はなんであれ、この時は心の底から運命って残酷だと感じました。

喜んでいた分、その反動も非常に大きかったです。

わたしは地獄に突き落とされたような気持になり
塞ぎ込んで何もできない日々が続きました。

泣きまくり、泣くのも疲れるほど枯れきっていました。

夫とも必要最低限の会話しかしないようになり
姑の態度もやがて元通りになっていきました。

死んだような日々を過ごすなかで、本当にいろんなことを考えました。
自己嫌悪にも陥り、人への憎しみも大きくなっていたけど

その時ブログを見ていてくださった方々が
すごく暖かいコメントを下さったことは今でも覚えています。

振出しに戻ったけど、前を見なきゃ行けない!

腐ってても仕方がない!

そう自分を奮い立たせ、どうにか気持ちを切り替えようと
徐々に立ち直りつつあった時期に、夫は転勤が始まり遠くへ。

そして、それと同時に
わたしと姑の二人きりの生活もはじまりました。